キャンプへ行こう

 

水道をひねれば飲み水が出ます。

暖かい便座と清潔な水洗トイレで用を足せます。

スイッチ一つで火がつき料理をできます。

僅か数分でお湯が沸いてコーヒーを飲めます。

汚れたお皿も洗剤をセットすれば自動で洗ってくれる家電もあります。

 

便利ですよね。

 

 

暇になったらテレビやネットでいつでも娯楽番組を楽しめます。

リビングに座ったままネットショップで何でも購入することができ、荷物は玄関まで届けてくれます。便利すぎですね、引きこもっていても困りません。

 

 

大人にはそんな便利な暮らしもいいでしょう。しかし便利すぎる生活は子どもが生きていく力を育てる機会を奪います。子どもには様々な経験から学ぶ機会が必要なのです。

 

 

様々な習い事やイベントに参加しているから ”実体験” は豊富ですという方もいると思いますが、指導者や安全に配慮する管理者がいる、危険や想定外の出来事を排除した ”用意された体験” では不十分なのです。

 

普段から、学校や習い事で言われたことを言われた通りにやることを求められ、室内や大人の目の届くところでしか遊んでいない生活では、頭をフル回転させるようなことや心が震えるようなことも少ないでしょう。

 

そんな時は、キャンプへ行きましょう♪ 

 

 

子どもたちは、自然の中で人間以外の生き物の存在を感じ、人の手の入った里山で先人たちの苦労と知恵を知り、海岸の地層や火山岩で壮大な地球の営みと時間の流れを感じ、他者の中に生かされている自分を知るでしょう。 

 

子どもたちは、自然の中でするキャンプという ”非日常” の生活で、”荷物運び” ”テントの設営” ”薪ひろい” ”火おこし” ”料理” ”寝床づくり” といった不便なことを楽しみながら経験し、普段の便利な生活が ”当たり前” ではないことに気がつくでしょう。

 夜中に吹いてきた強風でテントが揺れて眠れないこともあるでしょう。

 

 川の流れる音や波の音、風の音が気になって眠れないこともあるでしょう。

 

 直火でお肉やお魚を焦がしてしまうこともあるでしょう。

 

 寝ている間に動物に食材を荒らされることもあるでしょう。

  

 整備されていない自然を相手に遊べばけがをすることもあるでしょう。


予想外のトラブルや危険なこと、突発的な事態に遭遇した時にこそ、頭がフル回転し、情報を収集し、分析し、判断し、決断するといった貴重な経験ができるのです。

 

そうした経験をするには自然豊かな環境での ”キャンプ” が一番です。

 

親子でのんびりと味わった野外での食事、見上げた満点の星空、狭いテントでぶつかりながら眠りについた経験は、その時の感情と共に何年たっても子どもたちの記憶残るでしょう。