親は勉強を教えないほうがいい

 

小学校の低学年~中学年の勉強なら簡単だからと、親が学校の勉強を教えるケースは多いのではないでしょうか。しかし、殆どの家庭でその取り組みは ”勉強嫌い” の子を生みだします。

 

一つ目の理由として、子どもに勉強を教える時に冷静さを保つことが難しい。

わからない我が子に対して声を荒げてしまう、集中しない我が子に対してイライラしてしまう。大体の親はそうなります。

 

これは私でもそうなりますから、そうならない人というのは凄いと思いますが、ほとんどの親には無理です。その作戦は諦めましょう。

 

二つ目の理由として、いつでも親に聞けるとなると、学校でわからないことがあっても先生に聞こうとしなくなります。

 

小学校~中学校~高校と勉強の内容が難しくなったら親は教えられなくなります。

 

”先生に聞く” という大事な習慣をつける時期に親が教えてしまっては、他人に質問することができずに困ります。

 

”集団授業の学校や塾ではダメだから…” と個人指導の塾を探すお母さんはとても多いです。

 

三つ目の理由として、そもそも人間は手取り足取り教えれば教えるほどダメになっていくのです。ビジネスでもスポーツでも ”コーチング” の手法が人気ですが、教えないほうが伸びるから人気なのです。

 

 


子どもは生まれながらに教わらなくても自分で学んで身につけていく天才です。これは勉強面でも大いに発揮される能力なのですが、残念ながら教育現場では ”教える指導” が主流です。

 

これは、解き方を教えて反復させたほうが、”短期” で結果が出やすいからなのですが、”長期” で考えると力はついていません。学校でも塾でも学習教室でも、”親の目を気にして” 短期の成果を求めています。せめて親くらい、子どもの成長を ”長い目” で見てあげましょう。

 

 

折角学校に勉強を教えてくれる ”先生” がいるのですから、教えるのは先生に任せて、親は授業を聞くだけで理解できるように ”地頭” を鍛えてあげましょう。