昔、小4の女の子に分数を理解しているかどうかを見るために問題を出してみました。
5/4-1/2=
取学習をしている子だったら、そんなの簡単だよ~って声も多いでしょうが。
先取学習を一切していない子です。
学校の宿題も一切していない子です。
どんぐり式の問題を週に1問(たま~に2問)しているだけです。
だから、通分なんて知りません。分数ってどういうことかを理解していれば、自力で答えを見つけられるんです。
考えれば。
習ったことを徹底反復するとという学習で潰されていく力です。
守らなければならない力です。
計算問題はかなり遅い子です。クラスでも下から数えた方が早いでしょう。
小1の2学期時点で計算カードのタイムトライアルでクラスチャンピオンだった子です。
そこから、ゆっくり、じっくり、丁寧に、洗脳しました(笑)
まぁ分数なんてわからなくてもいいですけどね。
大量の演習問題を解かされて、分数すらわからない”頭”にされちゃうのは可哀そうですね。
憂慮すべきは、大学生はまだしも、小学校レベルの算数ができない社会人が大量生産されていることだ。さらに、驚くべきことに、ここ数年、ゆとり教育と相まって、教師の中にもそうした人がたくさん現れている。
教師自身が理解できていないことを、子どもに教えらるはずはない。算数がわからない教師が、算数ができない日本人を再生産している。深刻な問題だ。
引用元:https://gendai.media/articles/-/48626?page=2