叱らない子育て

 

叱らない子育てというのをよく耳にします。

 

賛否両論あるようですが、私には全く叱らない子育てというのは考えにくいです。

 

出来るだけ叱るのは少なくしようと思っていますが、叱られてしかるべき時に親が叱らないでどうするのと思っています。

 

ただ、叱る=怒鳴る 叱る=怒る 叱る=躾 とは思っていません。

 

気をつけていること

必要なときには叱ります。

 

でもその叱り方には気をつけています。

 

・事実確認をする。

 

・怒鳴ったり手をあげたりと感情的にならないようにする。

 

・諭すように。

 

・該当する事案以外は持ち出さない。

 

・なぜそれがいけない事かがわかるように伝える。

 

・人格を否定しない。

 

・だらだら長く叱らない。

 

 

叱られないと困るのは子ども

他人を傷つけても叱られない子はどうなるでしょう。

 

社会のルールを破っても叱られない子はどうなるでしょう。

 

人としてやってはいけないことをしても叱られない子はどうなるでしょう。

 

危険な行為をしても叱られない子はどうなるでしょう。

 

昔のように、地域の大人が子どもたちのために叱ってくれることはありません。

 

親が叱らないで誰が叱ってくれるのですか。


公共の場で大騒ぎしている子を叱らずにそのまま放置している親は、叱らない子育てと言いながら、責任を負わない子育てをしているということです。

 

叱らない子育てなどありえません。

 

何がやってはいけない事か、これを子どもに学ばせることは親の義務です。

 

それを、怒鳴らず、手をあげず、子どもの人格を否定せずに行えばいいんです。